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谷藤友彦(やとうともひこ)

谷藤友彦

 東京都城北エリア(板橋・練馬・荒川・台東・北)を中心に活動する中小企業診断士(経営コンサルタント、研修・セミナー講師)。2007年8月中小企業診断士登録。主な実績はこちら

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2013年01月07日

竹田恒泰『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』―教科書が教えてくれなかった歴史の個人的まとめ


日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)
竹田 恒泰

PHP研究所 2011-09-16

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 明治天皇の玄孫である竹田恒泰氏の著書。竹田氏のことをネットで調べると、以前によからぬ商売に手を出していたらしく、詐欺師扱いされている部分もあるようだが、この本の内容に関して言うならば、学校では十分に習わなかった、あるいは学校で間違って教えられた日本史の事実がたくさんあって面白かった。
 ・日本は王朝の交代を一度も経験していない、世界最古の国家である。ヤマト王朝の始まりは、少なくとも紀元後3世紀まで遡ることができると考えられ、日本の王朝は約1,800年の歴史があることになる(日本の次に長い王朝はデンマークであるが、その歴史は約千年であり、日本の半分ほどにすぎない)。

 ・エジプト、メソポタミア、インダス、黄河の4文明を「世界4大文明」と呼ぶのは、現在の考古学では完全に否定されている。というのも、他にも文明の条件を満たす遺跡が世界で発見されているからである。

 ・日本からは世界最古級の磨製石器(約3万5千年前のものと推定)と土器(青森県の大平山元Ⅰ遺跡から約1万6,500年前のものが出土)が発掘されており、「日本文明」が存在したと考えられる。

 ・通常は、打製石器⇒磨製石器⇒土器の順番で道具が発達するのだが、日本からは打製石器が発掘されておらず、考古学上の謎とされている。

 ・縄文時代の発達した遺跡である「三内丸山遺跡」(青森県)は、5,900年前~4,300年前までの約1,600年に渡って栄えた非常に息の長い都市である。

 ・弥生時代を代表する環濠集落の遺跡である「吉野ヶ里遺跡」(佐賀県)は、実は環濠の内部に水田がない。環濠の外に大規模な水田や集落があり、その集落がさらに周辺の小規模集落を支配していたと考えられている。

 ・教科書では、稲作は朝鮮半島から伝わったとされているが、実際には中国から伝わり、日本が朝鮮に伝えたと考えられる。日本の水稲栽培は約3,000年前まで遡れるのに対し、朝鮮半島の水稲栽培は紀元後6世紀ぐらいまでしか遡れない。

 ・邪馬台国、卑弥呼は中国の文献に登場するのみで、『古事記』、『日本書紀』など日本の正史を綴った文献には一切記述がない。邪馬台国を日本国家の始まりととらえる教科書もあるが、邪馬台国は地方の一集落にすぎないと考えるのが妥当である。

 ・中学校の歴史教科書に初代天皇「神武天皇」はほとんど登場せず、第33代推古天皇が初登場であることが多い。

 ・「建国記念の日」が2月11日と定められているのは、初代・神武天皇が旧暦の紀元前660年元日に即位したことが根拠となっている。旧暦の元日を現在の暦に置き換えると2月11日となる。
などなど。興味のある方は是非ご一読あれ。

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