プロフィール
谷藤友彦(やとうともひこ)

谷藤友彦

 東京都城北エリア(板橋・練馬・荒川・台東・北)を中心に活動する中小企業診断士(経営コンサルタント、研修・セミナー講師)。2007年8月中小企業診断士登録。主な実績はこちら

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2013年11月02日

水曜どうでしょう2013年最新作『初めてのアフリカ』宿泊先ホテル・スポットなどまとめ


アフリカ

 水曜どうでしょう2013年最新作の行き先は、どうでしょう班が17年の歴史で一度も訪れたことのないアフリカ大陸だった。ケニア、タンザニアでサファリを存分に堪能しようというのが目的。『中米・コスタリカで幻の鳥ケツァールを激写する』(2001年)の上位互換的な企画かな?とはいえ、相変わらず企画の中身ははっきり決まっておらず、D陣が日本で知り合った「アフリカの達人」ムゼー(スワヒリ語で「ミスター」の意)こと大津さんに企画を丸投げしてしまう始末。

 藤村Dによれば、現時点(11月2日)で第8夜まで編集が完了しているが、まだ旅半ばという感じで、前回の『原付日本列島制覇』と同様、最終的に何夜になるか解らないそうだ。 11月5日時点では第11夜まで編集が完了しており、藤村D曰く、「何となく14夜ぐらいになりそう」という感じらしい。大作と言われた『原付日本列島制覇』をあっさり超えてしまった。 12月4日に日記が更新されて、新作は全13週になることが明らかにされた。

http://www.sarovahotels.com/stanley/ ケニア・ナイロビ Sarova Stanley
 ケニアに到着した夜と、初日に宿泊した5つ星ホテル。なぜか藤村Dが「アフリカで散髪をしたい」と言い出し、どうでしょう軍団が「Mr. Cutts」という床屋を占拠して全員で散髪(「Mr. Cutts」の場所をGoogle Mapで探したけれど見つからなかった。どなたか発見できた方、教えてください)。だが、大泉さんの髪をはさみで切る手が明らかに震えている。やはり、バリカンの方が使い慣れているらしい。しかし、アフリカでバリカンを持たせたら最後、全員が坊ちゃん刈りの坊主にされます・・・。


http://giraffecenter.org/ ケニア Giraffe Center
 散髪を終えたどうでしょう班が、サファリに行く前の予行演習として訪れた場所。反体制派の孤独なキリンが、体制派に飲み込まれていく様子を観察することができる。キリンは雨宿りする時、全員が同じ方向を向く。キリンは社会性がある動物なので、1頭がある方向を向くと、残りの皆もそれに従うらしい。なお、2日目はケニアからタンザニアに移動して、タンザニアのアルーシャで宿泊したのだが、そのホテルが特定できなかった。どなたか解る方、教えていただけるとありがたいです。


http://www.ngorongorocrater.org/ タンザニア ンゴロンゴロ保全地域
 「ンゴロンゴロ」とはマサイ語で「大きな穴」の意味。隕石の落下によってできたクレーターの中に、数多くの野生動物が生息している。マレーシアでは「動物が全然見れねぇ」とボヤいていたのに、多ければ多いで「逆にいすぎるぐらいだよ」と文句を言う藤村D。アフリカの野生動物BIG5と呼ばれるサイ、バッファロー、ゾウ、ライオン、ヒョウのうち、ヒョウ以外の4種類をあっさり発見してしまった。

 ところで、大泉さんがサファリの光景に感動して、「地球を見ている感じだな」と言ったのは、至極名言だと思った。どこまでも高く広がる青い空とどこまでも深い緑の森、そしてそれを支える赤い大地は、まさに地球の原点である気がした。


http://www.serenahotels.com/serenangorongoro/ タンザニア Serena Hotel
 3日目の宿泊地。定番の宿トーク。まだ一度も登場したことのないスティーブ(スタッフ車のガイド)に勝手にキャラづけし、スティーブの静止画だけでおかしなトークを展開するのがいかにもどうでしょうらしい。ンゴロンゴロ保全地域の動物が多すぎてあまりにも不自然だったので、ムゼーがスティーブに頼んで動物を発注しているのではないか?という疑惑が浮上。スティーブ「全部100単位で出せるよ」(ニッコリ) そんなにいらないとD陣に言われ、「隠す方がタイヘンだよ」(残念そう)


http://www.serengeti.org/ タンザニア Serengeti National Park
 車中では右の景色だ、左の景色だと相変わらずしょうもない(?)ことでケンカを展開。右に”体制派”の大泉さんが座っていて、左に”反体制派”のD陣がいるというのも、地味に笑いを増幅させている。この国立公園では、BIG5の最後、ヒョウにも遭遇。どうでしょう班は、あらかた動物を撮影した後は、カメラワークで遊び始める。彼らはアフリカに動物を押さえに行っているのではなく、アフリカで動物を押さえようとする人たちの行動を押さえようとしている。これが「どうでしょうの物語の二重性」。


http://www.serenahotels.com/serenambuzi/ タンザニア Mbuzi Mawe Serena Camp
 4日目&5日目の宿泊地。番組の中では「ムディナ・テント・ロッジ」(?)と言っていたが、どんぴしゃのホテルが見つからず、このHPのフォトギャラリーにある岩山の感じが、番組で映った外観(大泉さんが「ホーンテッドマンションみたい」と言っていた外観)に似ているので、ここではないかと推定。セレンゲティ国立公園では、景観を壊さないように、岩山などを利用してホテルにしているらしい。だが、どの部屋もテントで、外界とは布一枚しか隔たりがない。
 
 4日目の夜には、藤村Dとムゼーのテントのすぐ外に、何とライオンとバッファローが襲来。翌朝の宿トークは久しぶりに面白かった。擬音をひらがなとカタカナ交じりにして魂心書体で書くと面白くなるんだね。よりによってこのホテルだけ2泊もしなければならず、一行は恐怖を感じながら5日目の夜を迎える。「絶対にライオンを撮ってやる」と息巻くD陣が早々にいびきをかいて爆睡していた頃、ミスターのテントに戦慄が走った。ライオンのあんな鳴き声を聞いたらそりゃ固まるよ。翌朝、やられまくったミスターの顔を見て、「いよっ!待っていました」と心の中で叫んでしまった。

《感想》
 正直、今回の新作よりも前回の「原付日本列島制覇」の方が面白かったかなぁ・・・。どうでしょうの面白さは「本末転倒な展開になって全員がダメになっていく」点にある。オーロラを見に行っているのに、大泉さんのパスタばかりが映っていた「北極圏突入 アラスカ半島620マイル」や、途中立ち寄るところがなく、拾うネタが見つからずにどうしようもなくなってムンクさんのドラマ「フィヨルドの恋人」をひねり出した「ヨーロッパ・リベンジ」などが、やっぱりどうでしょうの真骨頂だと思う。「アフリカに動物を見に行くぞ」と言って、本当にたくさん動物を見てしまっては、どうでしょうの魅力が半減してしまう気がする。

 むしろ、せっかくアフリカまで行っているのに動物がちっとも見つからず、フンコロガシぐらいしか撮れなくて喧嘩になるような展開の方がよかった。「大の大人がアフリカまで行って『フンコロガシしか撮れませんでした』なんて言えるか!?」という大泉さんの心の叫びが聞きたかった。あと、どうでしょうと言えば「面白ガイド」も絶妙なスパイスを効かせてくれるのだが、どうでしょう班が乗っていた車のガイドであるフィリップが真面目すぎた。福屋キャップたちが乗っていた車のガイド・スティーブとフィリップ逆だったら、また違った展開になったかもしれない。

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