プロフィール
谷藤友彦(やとうともひこ)

谷藤友彦

 東京都城北エリア(板橋・練馬・荒川・台東・北)を中心に活動する中小企業診断士(経営コンサルタント、研修・セミナー講師)。2007年8月中小企業診断士登録。主な実績はこちら

 好きなもの=Mr.Childrenサザンオールスターズoasis阪神タイガース水曜どうでしょう、数学(30歳を過ぎてから数学ⅢCをやり出した)。

◆旧ブログ◆
マネジメント・フロンティア
~終わりなき旅~


◆別館◆
こぼれ落ちたピース
シャイン経営研究所HP
シャイン経営研究所
 (私の個人事務所)

※2019年にWordpressに移行しました。
>>>シャイン経営研究所(中小企業診断士・谷藤友彦)

Next:
next 星浩『安倍政権の日本』―民主党を「社民主義」などと判断した結果・・・
Prev:
prev 【創業支援無料セミナー】儲かる起業の基本のキ!
2014年03月03日

山谷えり子『日本よ、永遠なれ』―日教組の暴走による教育崩壊が恐ろしかった


日本よ、永遠なれ (扶桑社新書)日本よ、永遠なれ (扶桑社新書)
山谷 えり子

扶桑社 2010-03-30

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 民主党政権の正体が暴かれ始めた2010年に出版された本。外国人参政権や夫婦別姓、中国による山林買収の放置、小沢一郎氏による中国詣で、鳩山由紀夫氏による”トラストミー”発言など、日本の伝統と国土を脅かす民主党政権は改めて恐ろしい存在だったと背筋が寒くなる思いがした。著者の山谷えり子氏は自民党議員で、衆議院議員時代に安倍・福田内閣の下で教育再生を担当した。そのこともあって、本書では教育問題にかなりのページが割かれている。日教組が進める自由主義的な教育の正体は、民主党政権よりもずっと恐ろしい。以下、本書より抜粋。

 ・教育再生担当の総理補佐官をしていた当時、日教組の幹部に「正直・親切・勤勉・チャレンジ精神・親孝行、日本の美しさを教える道徳教育になぜ反対されるのですか?」と尋ねたことがある。これに対し幹部の方は、「教えれば”ザ・価値観”の押しつけになる。すなわち思想・良心の自由を謳った憲法に反する」と主張した。年齢にふさわしい価値観を伝えるのは教育の基本である。価値観を教えられていない子どもたちは冷笑的・虚無的に生きるしかない。

 ・最近の教育現場では、授業中立ち歩いている子に「座っていなさい」、「後ろで立っていなさい」と注意したり、授業中に携帯電話をしている子の電話を預かったりすることができない。先生が生徒を強く注意することは、子どもを抑圧することになる、というのがその理由だ。

 ・革新系の自治体では、「子どもの権利条例」なるものを制定し、子どもが「ありのままでいる権利」を推奨している。具体的には、「親にどこに遊びに行くのか聞かれても答えなくてよい権利」、「朝ご飯を食べることを強制されない権利」、「授業中に立ち歩きたいありのままの権利」など、普通では考えられないことが子どもたちに教えられている。

 ・川崎市の「川崎市子どもの権利に関する条例」の前文には、「子どもは、大人とともに社会を構成するパートナーである」と書かれている。この川崎市では、担任の先生から授業中に立ち歩きしたことなどを理由に大声で叱られ、精神的苦痛、「人権侵害」を受けたと保護者が人権オンブズパーソンに申し立てを行い、人権侵害と判断された教師が謝罪した例が報告されている。

 ・「川西市子どもの人権オンブズパーソン条例」のある兵庫県川西市の中学校でも、授業の妨げとなる子に、別教室で先生との個別授業をした学校に対し、「見せしめ、懲罰的だ」と人権救済が申し立てられ、校長と先生が研修を受けさせられるといった事態も報告されている。

 ・学習指導要領改訂の時に、それまで指導要領には「君が代を指導する」としか書かれていなかったものを、「『君が代を歌えるように指導する』と書き換えてほしい」と著者は主張した。しかし、文部官僚はなかなか書き換えてくれない。そこで、「日本のうたとおはなし伝承普及議員連盟」を開いて、歴代の文科大臣に出席していただき、「君が代が歌えるように指導する」と議連として決議した。それからもいろいろあって、やっと「歌えるように指導する」と指導要領に書かれるようになったのだが、『赤旗』が「異例の修正」と大きく記事にした。

 ・家族に関して、高校の家庭科の教科書(東京書籍)にはこう書かれている。「祖母は孫を家族と考えていても、孫は祖母を家族と考えない場合もあるだろう。家族の範囲は全員が一致しているとは限らないのである。犬や猫のペットを大切な家族の一員と考える人もある」 ペットをかわいがること自体は問題ない。しかし、孫が祖母をペットと同列に扱ったり、家族と思わなくてもいいと言わんばかりの考え方をなぜ記述するのか?「命の連続性」を断ち切ろうとしている。

 ・教育現場では、ジェンダーフリー運動により名簿を男女の別なくアイウエオ順にし、その名簿により健康診断も一緒にし、騎馬戦も男女が混合で行われる。林間学校では、アイウエオ順にテントで寝かせるため、男子と女子が同じテントで寝ることがある。男子にスカートをはかせて、「女の子の気持ちを理解しましょう」という勘違いな教育を行う先生もいる。

 ・ジェンダーフリー運動の攻撃の的となるものに『桃太郎』がある。「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に」というフレーズが、男女の役割分担だからおかしいと言うのである。さらに、桃太郎はキジをモノで釣って家来にして戦争をしに行ったとても悪い子だと言う。それで主人公を桃子ちゃんにして、話し合いで解決して、平和な国になりましたという童話に書き換えている。この一連の出来事そのものが教材となっており、「それを保育園で読んだら、保育園の子どもたちはとても幸せそうな顔で」といった文章が教科書に載せられている。

  • ライブドアブログ
©2012-2017 free to write WHATEVER I like