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【出版のお知らせ】市場開拓、開発テーマ発掘のためのマーケティングの具体的手法と経験事例集
NECのスマホ「N-05D」とドコモショップ二子玉川店(NECモバイリング運営)の店員が糞だったという話
Happy New Year!!(&屋号変更のお知らせ)

プロフィール
谷藤友彦(やとうともひこ)

谷藤友彦

 東京都城北エリア(板橋・練馬・荒川・台東・北)を中心に活動する中小企業診断士(経営コンサルタント、研修・セミナー講師)。2007年8月中小企業診断士登録。主な実績はこちら

 好きなもの=Mr.Childrenサザンオールスターズoasis阪神タイガース水曜どうでしょう、数学(30歳を過ぎてから数学ⅢCをやり出した)。

◆旧ブログ◆
マネジメント・フロンティア
~終わりなき旅~


◆別館◆
こぼれ落ちたピース
シャイン経営研究所HP
シャイン経営研究所
 (私の個人事務所)

※2019年にWordpressに移行しました。
>>>シャイン経営研究所(中小企業診断士・谷藤友彦)
⇒2021年からInstagramを開始。ほぼ同じ内容を新ブログに掲載しています。
>>>@tomohikoyato谷藤友彦ー本と飯と中小企業診断士

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2013年06月22日

【出版のお知らせ】市場開拓、開発テーマ発掘のためのマーケティングの具体的手法と経験事例集


 7月31日(水)に株式会社技術情報協会より書籍が出版されます。私のデビュー作です。といっても、100名超の著者による共著のため、私が担当したのは数ページだけですが・・・(私が担当したのはこの部分です)。個人向けというよりも企業向けの高価な書籍ですので、もしご興味のある方は会社での購入を是非ご検討いただければと思います。

======================================================================
☆『最新マーケティング』を100名超の執筆者が伝授
 マーケッターのみならず技術者、研究者も学ぶべきノウハウとは
☆『技術で勝ってビジネスで負ける』と言われ続ける日本企業
 今こそマーケティング力の強化が急務

bookc_1725市場開拓、開発テーマ発掘のための
マーケティングの具体的手法と経験事例集
~『隠れたニーズ』を見つけ出し、『売れる仕組み』を作るには~

(発刊:2013年7月31日、体裁:A4判 約720頁、定価:99,750円(税込))

■本書のポイント
 ◆理論だけでは結果は出ない! 経験に基づくマーケティングノウハウが満載
 ◆顧客が気付いていない、顧客が判断できない「真のニーズ」を明らかにするための調査手法とは
 ◆精度が高く、社内での説得力の高いリサーチ手法、売上予測モデルとは
 ◆市場のニーズと技術のシーズをマッチングさせ、新たな市場を開拓するには
 ◆グローバル市場でのマーケティングに必要なリサーチとアプローチ手法とは

■実務的な手法、ノウハウを掲載
 ◎インタビュー調査
 ◎マーケティング・ミックス
 ◎潜在的ニーズ発掘
 ◎ニッチ市場のリサーチ
 ◎売上予測の具体的な手法
 ◎フェルミ推定法
 ◎Bassモデル
 ◎DFACE手法
 ◎SWOT分析
 ◎TOWSマトリックス
 ◎PEST分析
 ◎コアコンピタンスの見極め
 ◎市場セグメンテーション
 ◎戦略的ターゲティング
 ◎製品ポジショニング
 ◎CRMの構築
 ◎コンペティティブ・インテリジェンス
 ◎シナリオ・プランニング
 ◎マーケティングからの研究開発テーマ創出
 ◎ステージゲート法によるマーケティング
 ◎技術マーケティングによるロードマップ、マイルストーンの作成

■目次
 ◆第1章:技術者、研究者、開発担当者も覚えておきたいマーケティングの基礎
   第1節:技術マーケティングで押さえるべきポイント
   第2節:産業財マーケティング総論として産業財市場に対するアプローチ類型と構成

 ◆第2章:市場環境、競合情報のリサーチ手法
   第1節:顧客ニーズのリサーチ手法
   第2節:市場環境、競合情報のリサーチ手法
   第3節:調査データに基づいた評価、分析手法を実務で実践するには
   第4節:消費財メーカーでのマーケティング・リサーチと分析・評価の進め方
   第5節:医薬品メーカーでのマーケットリサーチと分析評価の的確な進め方
   第6節:化学品・マテリアルメーカーでのマーケットリサーチと分析評価の的確な進め方
   第7節:自動車メーカーでのマーケットリサーチと分析評価の的確な進め方

 ◆第3章:精度が高く、説得力のある売上予測、シェア予測の手法
   第1節:高説得性な市場予測に必要なデータと分析手法:フェルミ推定法の基本
   第2節:高説得性な市場シェア(売上、利益)予測の手法:フェルミ推定の応用
   第3節:売上予測でのExcelの効果的な活用
   第4節:Bassモデルとその予測精度
   第5節:売上予測データを理解・共有・活用する分析手法
   第6節:開発初期に陥りがちな過大評価とその対策
   第7節:新製品販売予測モデルの構築
   第8節:売上、利益、開発費用の予測手法

 ◆ 第4章:マーケティングからの研究開発テーマの発掘、アイディアの創出
   第1節:研究開発部門に必要なマーケティング思想とは
      ~最新のマーケティング戦略理論の事例紹介~
   第2節:研究開発テーマ創出のためのマーケティング部門との連携
   第3節:市場の潜在ニーズを研究開発テーマにつなげる仕組み
   第4節:潜在的ニーズを商品化につなげるには
   第5節:DFACE手法による顧客の声の研究開発への活かし方
   第6節:市場・顧客ニーズ情報の中から技術の未来予測を的確に行うには
   第7節:市場・顧客ニーズ情報の中から研究開発テーマを選択するためのヒント
   第8節:潜在的なニーズを商品開発へ
   第9節:優れたイノベーションに育つ研究開発テーマ探索とマーケティング
   第10節:未来技術予測による将来技術を先取りした商品企画
   第11節:技術マーケティングによる ロードマップ、マイルストーンの作成と検証
   第12節:ニーズに対する仮説の立て方、まとめ方、検証
   第13節:技術シーズをベースにしたマーケティング
   第14節:マーケティングからの研究開発テーマの発掘、アイディアの創出法
   第15節:ポッカレモン100の価値創造研究
      ~CCP(Context Creative Program)によるマーケティング
   第16節:化粧品メーカーでのマーケティングからの
      研究開発テーマの発掘、アイディアの創出事例
   第17節:ヘルスケア領域における新規事業開発
      ~マーケティング思考に基づく新規事業開発戦略~
   第18節:医薬品・ヘルスケア関連メーカーでのマーケティングからの
      研究開発テーマの発掘、アイディアの創出事例
   第19節:化学品・マテリアルメーカーでのマーケティングからの研究開発テーマの発掘
   第20節:車載電子製品関連でのマーケティングからの研究開発テーマ創出
   第21節:技術マーケティングからの研究開発テーマの設定法
      ~シーズとニーズが連携した研究テーマの方向付けと育成~

 ◆第5章:R&D型企業における技術ベースのマーケティングを活かした製品戦略の立て方
  第1節:市場のセグメンテーションの考え方
  第2節:顧客ターゲティングの考え方
  第3節:製品ポジショニングの考え方
  第4節:価格戦略の考え方
  第5節:マーケティングと商品開発
  第6節:R&D型企業における技術ベースのマーケティングを活かした製品戦略の立て方
  第7節:コンペティティブ・インテリジェンスの導入、有効なプロセス
  第8節:ライセンシーの探索
  第9節:化粧品メーカーの開発から生産までの製品戦略の立て方
  第10節:ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)の市場開発
  第11節:医薬品のマーケティング戦略作成のプロセスの実際
  第12節:医薬品・ヘルスケア関連メーカーの開発から生産までの製品戦略の立て方
  第13節:材料開発における企画から生産までの製品戦略の立て方
      ~研究開発技法の連携活用の進め方~
  第14節:印刷機器メーカーにおける製品戦略の立て方
  第15節:商品・技術マップの利用と製品開発の方向性

 ◆第6章:R&D型企業でのマーケティング、営業活動を成功させるには
  第1節:技術ベースのマーケティング戦略のモデルとは
  第2節:市場創出のための技術ベースでのマーケティング
  第3節:市場導入のためのシナリオ・プランニングの活用
  第4節:販売チャネルの的確性判断 ←私の担当部分です!
  第5節:「CRM」の構築と活用法
  第6節:技術ベースのマーケティング
  第7節:利益を最大限に出すための技術ベースのBtoBマーケティング戦略の策定
  第8節:技術的強みの評価・見極めとそれを伸ばす戦略的方向性
  第9節:マーケティング・ミックスを成功させるための考え方
  第10節:技術ロードマップをマーケティング活動に活かすには
  第11節:BtoB企業におけるコミュニケーションの実践例
  第12節:プロモーション効果の測定法
  第13節:ソーシャルメディアを活用したマーケティング活動、プロモーションを成功させるには
  第14節:東洋バルヴ『ピュアキレイザー』のマーケティング戦略の立案、
      実践と顧客ニーズ情報の収集活動の事例
  第15節:マーケティング戦略の立案、実践と顧客ニーズ情報の収集活動の事例
  第16節:R&D型企業における新商品コンセプト、マーケティング戦略の立案と実践

 ◆第7章:マーケティングの視点から考えた
     研究開発効率、販売効率を 促進させるための理想的な部門間連携
  第1節:営業・マーケティングと研究開発部門の組織連携モチベーション向上のために
  第2節:外部の機関、人材との連携体制
  第3節:他部門との連携スピード向上策
  第4節:医薬品メーカーのマーケティング部門からみた
      シナジー効果を発揮する効果的な研究開発とマーケティング部門間連携
  第5節:機能樹脂ビジネスにおける部門間の連携強化
  第6節:化学品事業でのシナジー効果を発揮する研究開発、
      マーケティング、製造,営業の部門間連携
  第7節:マーケティングを効率化させるための研究開発、
      マーケティング・営業、製造の部門間連携事例
      (エレクトロ二クス・電子部品関連メーカーでの事例)
  第8節:商品企画とマーケティングの連携事例
      ~日産X-TRAILの新型車販売プロモーション

 ◆第8章:海外の情報収集、海外進出戦略のためのマーケティング
  第1節:海外の市場情報収集をするには (医療関連分野を中心に)
  第2節:海外の技術情報を収集するには
  第3節:海外の顧客ニーズ情報を収集するには
  第4節:海外市場情報収集における プロセスおよび事例紹介
  第5節:海外の情報収集、 海外進出戦略のための技術マーケティング
  第6節:海外の特許情報を収集するには
  第7節:情報の少ない新興国の情報を収集するには
  第8節:中国における資生堂の化粧品マーケティング戦略
  第9節:環境分野での海外進出事例

■執筆者(敬称略)
 浪江一公  ベクター・コンサルティング(株)
 笠原英一  アジア太平洋マーケティング研究所
 蛭川速   (株)フォーカスマーケティング
 梅津順江  (株)ジャパン・マーケティング・エージェンシー
 瀧口慎太郎 トランサージュ(株)
 最上公彦  (株)竹中工務店
 堀玲子   (株)アンテリオ
 傳農寿   (株)社会情報サービス
 志賀保夫  (株)アイスタット
 高橋富男  東北大学
 後藤俊夫  日本経済大学
 菅民郎   (株)アイスタット
 西村泰洋  富士通(株)
 足立興治  (株)野村総合研究所
 定成寛   (株)オプトマーケティング
 宮永俊明  新日鉄住金化学(株) 
 柴田徹   (株)ビズ・ビタミン
 熊西弘   エムスリー(株)
 田中雅美  元日本ペイント(株)
 巽宏平   早稲田大学
 竹井理文  アクセンチュア(株)
 田中耕平  アクセンチュア(株)
 村上功   名古屋商科大学
 三宅武則  オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス(株)
 中村達生  (株)創知
 山口和也  MOST合同会社
 品川啓介  立命館大学
 阿部惇   ニチコン(株)、立命館大学
 外谷栄一  コバレントマテリアル(株)
 高橋正二郎 日本オリエンテーション(株)
 嘉山弓之  ノバルティスファーマ(株)
 古藤健二郎 元住友スリーエム(株)
 白戸潤   トヨタ部品神奈川共販(株)
 出川通   (株)テクノ・インテグレーション
 吉田充   (株)APMコンサルティング
 武藤猛   MakeTech Consulting
 小川康   インテグラート(株)
 志甫理   NPO法人 メディッセ
 今井秀之  ライオン(株)
 大槻正   (株)インタラクティブラボラトリー
 小堺規行  住友大阪セメント(株) 
 上嶋康秀  帝人ファーマ(株)
 六車忠裕  日東電工(株)
 後藤孝浩  富士フイルム(株)
 上田悦史  東芝シグマコンサルティング(株)
 河原克己  ダイキン工業(株)
 奥村康   鳥居薬品(株) 
 桐原修   バイエルマテリアルサイエンス(株)
 村井啓一  元キヤノン(株)
 林裕人   (有)アイウエル
 浅井政美  一橋大学
 杉尾俊之  沖電気工業(株)
 外村正一郎 旭化成(株)
 金子俊彦  日本かおり研究所(株)
 加藤幸久  ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株) 
 粂井貴行  (株)ファンケル
 目黒昭一郎 麗澤大学
 高橋雅人  東洋カプセル(株)
 長谷川雅樹 メルク(株) 
 神谷有弘  (株)デンソー
 勝又康弘  (株)東芝
 中川義弘  NYテクノ企画
 古森創   古森コンサルタンツ(元ソニー)
 西畠豪   日本たばこアイメックス(株)
 冨澤治   高知工科大学
 岡村亮   (株)アイビスインターナショナル
 谷直樹   ラクオリア創薬(株)
 深澤宏   (株)アルビオン
 藤井健志  (株)カネカ
 黒山祥志  ヤンセンファーマ(株)
 山本伸   サノフィ(株)
 米倉清治  元日立製作所
 佐藤光雄  リコーテクノロジーズ
 吉久保誠一 元TOTO
 福島彰一郎 (株)ニューチャーネットワークス
 福田惠温  (株)林原
 久保元伸  山口大学
 谷藤友彦  シャイン経営研究所 ←私の名前もちゃんと載っています!
 崎山嗣夫  崎山マーケティング・オフィス
 福田一成  アズビル(株)
 片山和也  (株)船井総合研究所
 古庄宏臣  知財務(株)
 武田幸   北陸大学
 関根重幸  (独)産業技術総合研究所
 岡田秀美  富士通(株)
 大石展緒  (株)アイ・エム・シー開発
 田窪正則  ヒストリカルデザイン(株)
 中山寛仁  ヒストリカルデザイン(株)
 小林啓倫  (株)日立コンサルティング
 小岩井隆  東洋バルヴ(株)
 早稲田隆太 日本スパンション(株)
 平谷治之  (株)メニコン
 佐藤敦   (株)三菱総合研究所
 安達宏  ライオン(株) 
 佐藤文彦  ポーラ化成工業(株)
 谷口公嗣  (株)イミュノフロンティア
 横田茂樹  MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE
 岡添    旭硝子(株)
 水谷英正  元キヤノン(株)
 戸井雅宏  日産自動車(株)
 松本徹   東レ(株)
 山本邦雄  横河電機(株)
 北原敬之  (株)デンソー
 前原尚起  ヤンマー(株)
 大津留榮佐久 福岡県産業・科学技術振興財団
 角田朗   角田特許事務所
 岩垂好彦  (株)野村総合研究所
 太田正人  (株)資生堂
 建部真一  (株)ヴェルデオコンサルティングジャパン
 佐藤登   名古屋大学

2013年05月13日

NECのスマホ「N-05D」とドコモショップ二子玉川店(NECモバイリング運営)の店員が糞だったという話


 ブログ上で特定の企業を攻撃するようなことはしたくないのだが、今回はあまりにひどい目に遭ったので、敢えてこのエントリーを書くことにする。今年の1月末に、4年ほど使い続けたガラケーからスマホに乗り換えて、NECの「N-05D」というモデル(2011-2012冬春モデル)を購入した。ところが、買って3ヶ月半の間に、3回もSDカードが読み取れなくなるというトラブルが発生。私は電話やメールをそんなに使わない代わりに、SDカードに音楽や英語のリスニング教材を入れて携帯音楽プレイヤーのような使い方をしているので、この手の不具合は本当に困る。仕方なしに、近くのドコモショップ二子玉川店へ出向くことにした。

 そもそも、NECのN-05Dは糞。まず、買って1ヶ月ですぐにSDカード(東芝製)が読み取れなくなった。ドコモショップ二子玉川店で相談したところ、「他のタブレットにお客様のSDカードを差し込んでもデータを読み込まないため、SDカードが壊れていると考えられます。製造元の東芝から新しいSDカードを取り寄せてください」と言われた。当然、SDカードの中に入っていたデータはパー。それから1ヶ月ちょっとしたら、またSDカードが読み取れなくなった。再びドコモショップ二子玉川店でスマホを見てもらったら、今度は「スマホ本体のSDカード読み取り機能が壊れているようです」ということになり、本体を交換することに。さらにそれから1ヶ月ちょっとで、三たびSDカードが読み取れなくなるというありさま。いい加減にしろよNEC(怒)。

 そして、3回目にドコモショップ二子玉川店を訪れた時の店員も糞だった。「スマホ本体とSDカードの相性の問題があるかもしれない」というので、私のSDカードを東芝のスマホ「T-01D」に差し込んでみたところ、SDカードがちゃんと認識された。そこで、私の方ではしばらくの間代替機としてT-01Dを使い、ショップの方では私のN-05Dを預かってメーカーと不具合を検証する、という運びになった。しかし、その時のやり取りが私の怒りを大いに刺激するものであった。

 私「今まで1ヶ月ちょっと使うと不具合が起きているので、問題なく使い続けることができるかどうか確かめるために、代替機を2ヶ月ぐらい継続で使わせてもらいたいのですが?」
 店員「代替機の貸し出し期間は最大で1ヶ月となっています」
 私「いや、ひょっとしたら東芝のSDカードを使うと不具合が起きるのかもしれないから、今私が使っているSDカードを差し込んだ状態で1ヶ月以上ちゃんと使えるかどうか確かめたいんです。だから、2ヶ月ぐらい使わせてもらえませんか?」
 店員「これは会社の決まりで1ヶ月までとなっているんです。私の方では期限延長を決めることができません」
 私「それならば、その期限延長を決められる上の人を連れてきてください」
 店員「いえ、それを決められる権限は店長にもショップにもありません。ショップでできることというのは本当に限られているのです。それから、1ヶ月以上使われる場合には、こちらから賠償金を請求させていただくことになります」

 はぁ!?こっちが怒っている時に、よくも賠償金の話なんか持ち込めるよな??クレームを言っている人に理詰めで反論したら喧嘩になるから、顧客対応の現場ではタブーだということをこの店員は学習していないのか??まぁいい、本気で喧嘩をしたら埒があかない。

 私「じゃあ、代替機の使用期間は1ヶ月でいいです。その代わり、N-05Dは不具合が多すぎるので、1ヶ月間問題なく代替機を使えたら、代替機の方に変えてほしいのですが?」
 店員「それはできません。N-05Dの方を引き続き使っていただくことになります。仮に代替機に変える場合には、機種の買い替えにあたりますので、機種変の手続きを取って代金を支払っていただく必要があります」
 私「だって、N-05Dの故障を調査して原因が解ったとしても、また1ヶ月ぐらいで壊れる可能性があるわけですよね?N-05Dが手元に戻ってきた時に、その不具合はちゃんと直っているのですか?仮に本体の設計上の不具合で、すぐに直せないような原因だとしたらどうするのですか?私は、長い間ちゃんと問題なく使えるスマホがほしいのです」
店員「それは調査をしてみないと何とも言えません。ただ、代替機に変える場合は機種変更にあたると会社のルールで決まっていますので、機種変の手続きを取っていただきます」

 バカ野郎!「会社のルールで決まっています」はクレーム現場の禁句だろ?これを言ったら、顧客を一番怒らせるに決まっている。おたくの会社のルールなんか顧客には関係ないんだよ。この店員は顧客応対研修とか受けていないのか?これが3ヶ月半で3回も不具合の被害を被った顧客に対する対応なのか??曲がりなりにもこっちはドコモを13年使っているんだぞ!

 しぶしぶT-05Dを受け取って店を出て行く時も、お決まりの「ありがとうございました」の台詞。そりゃ、おたくらにはありがたいかもしれないよ。私のN-05Dのおかげで重要な不具合の原因が解り、他の顧客で問題が起きた時にはもっとスムーズに対応できるようになるのだから(そもそも、1年半も前に発売されたモデルなのだから、類似の不具合が既に多数報告されているのではないのか?)。だが、こっちはおたくらの気持ちなんか別に聞きたくないんだよ。「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と頭を下げるのが筋だろ??まったく、マニュアル人間はこれだから困る。せいぜい低賃金にあえいでいればいいんだ!

 ドコモショップ二子玉川店はどこが運営しているんだ?と調べてみたら、NECモバイリングだった。メーカーも糞なら販売店も糞ときたか。もう二度とNEC製は買わん!(憤慨)

《追記》
 NECモバイリングは、丸紅子会社であるMXホールディングスに売却されるようだ(「NEC、NECモバイリングを売却へ 丸紅子会社のTOBに応募」[ITmedia、2013年4月26日])。

2013年01月01日

Happy New Year!!(&屋号変更のお知らせ)


20130101_年賀状

   旧年中は大変お世話になりました。
   皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
   本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
   なお、2013年1月1日より、屋号を
   「シャイン経営研究所」に変更いたしました。
   社員("Shain")が輝く("Shine")経営の
   実現をサポートしてまいります。

   シャイン経営研究所
   代表 谷藤友彦

   Mail: t-yato [atmark] shain-keiei.biz
   (※新アドレスの登録をお願いします)
   Facebook: http://facebook.com/tomohiko.yato(個人)
          http://facebook.com/shainkeiei(事務所)
   Blog: http://whatever.doorblog.jp/




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